
築40年を超えた実家・空き家に買い手はつくか。買主の種類と、そのまま売るか解体するかの比べ方
築40年を超えた実家や空き家にも買い手はつきます。ただし買主は、住むために買う個人よりも、土地として使う人や直して使う事業者が中心になりやすくなります。買主の4つの種類と見ている点、耐震基準と空き家の統計、2026年の金利の動き、そのまま売るか解体して売るかの比べ方を試算つきで示します。
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全国の空き家は2023年に900万2千戸で、一戸建の空き家の約8割は、売りにも貸しにも出ていない家でした。空き家が増えている地域で、相続した実家や使わなくなった家を早めに売るほうがよい理由と、持ち続けてよい場合の見極め方を、維持費の試算と判断の目安で示します。
使う予定のない実家は、建物が住める状態のうちに価格を確かめ、早めに売るほうが選べる買主が多く残ります。数年のうちに使う予定があり、手入れと費用を続けられるなら、持ち続けてもかまいません。予定と費用を数字にして決めるのが確実です。
空き家が増えている地域で、使う予定のない実家を持っているなら、建物が住める状態のうちに価格を確かめ、早めに売るほうが、選べる買主が多く残ります。ただし、数年のうちに使う予定があり、手入れと費用を続けられるなら、急いで手放す必要はありません。
決め手は、空き家の数そのものより、ご自身の家の状態と、これから使う予定があるかどうかです。
総務省の住宅・土地統計調査によると、2023年10月1日時点の空き家は900万2千戸で、2018年から51万3千戸増えました。空き家率(住宅全体に占める空き家の割合)は13.8%で、どちらも過去最高です。空き家の数は、1993年からの30年間で約2倍になっています。

このうち、賃貸用・売却用でも別荘でもない空き家は385万6千戸で、2018年から36万9千戸増えました。一戸建の空き家352万3千戸に限ると、その80.9%がこの種類です。つまり、一戸建の空き家の約8割は、売りにも貸しにも出されないまま置かれている家だと言えます。
賃貸用の空室を含めた空き家の見方は空き家が約900万戸ある時代に、地方の賃貸物件をどう見るかで取り上げました。ここでは、個人が持つ実家をいつ売るかに絞って考えます。
使う予定がないなら、時間をかけて得られるものは多くありません。理由は次の3つです。
地価が上がるのを待つ考え方もありますが、2026年の都道府県地価調査(7月1日時点)では、地方圏の住宅地は平均+0.1%で、札幌・仙台・広島・福岡の4市を除く地域は0.0%でした。土地の値上がりで維持費を取り戻せる地域は限られます。
また、日本銀行は2026年9月18日に政策金利を1.25%程度へ引き上げました。家を借入で買う人には、金利が予算に関わります。先行きは断定できないため、金利の動きを当てるより、ご自身の予定と費用で考えるほうが確実です。
次のような場合は、持ち続けることにも理由があります。
反対に、「いつか使うかもしれない」という理由だけで年数がたっているなら、一度価格を確かめると判断しやすくなります。査定を受けても、売ると決める必要はありません。
持ち続けるかどうかは、毎年の費用を足し上げると比べやすくなります。例えば、固定資産税が年8万円、火災保険が年3万円、草刈りと見回りの費用が年6万円かかるとすると、年間の維持費は17万円です。5年持ち続けると85万円になります。数字はきりのよい仮定で、実際の額は納税通知書や保険の契約で確かめてください。

比べるのは、今売った場合の手取りと、5年後に売った場合の手取りから85万円を引いた額です。5年後の価格は分かりません。建物が今の状態を保てた場合と、傷みが進んで土地として見られるようになった場合の2通りを置いてみると、差の大きさがつかめます。遠方に住んでいて見回りを業者に頼む場合は、その費用も足します。
この間に建物の傷みが進み、住まいとしてではなく土地として見られるようになると、解体費の分が価格から差し引かれます。解体費用の目安は、木造で坪4〜6万円程度、RC造で坪13〜15万円程度です。アスベストの有無、立地、残置物、重機が入れるかで上下します。時間がたつほど出ていく費用の考え方は売却に時間がかかるほど、何が出ていくのかでも紹介しています。
売れないわけではありません。買主は地域の平均ではなく、その家の状態、道路の条件、使い道を見て価格を考えます。近くで同じような家が売りに出ていない時期のほうが、比べられる相手は少なくなります。
相談できます。当社は荷物が残ったまま、現況のままで買い取っています。片付けの時期は、価格を確かめてから決めてもかまいません。
査定は受けられます。ただし、売る前には相続登記が必要です。手続きは司法書士に、税金は税理士に確認してください。
当社は、地方の戸建・土地・アパートを自社で直接買い取っています。仲介手数料はかからず、遠方にお住まいでも現地に行かずに進められます。査定は無料です。実家や空き家の売り方は実家・空き家の売却のページでも紹介しています。

築40年を超えた実家や空き家にも買い手はつきます。ただし買主は、住むために買う個人よりも、土地として使う人や直して使う事業者が中心になりやすくなります。買主の4つの種類と見ている点、耐震基準と空き家の統計、2026年の金利の動き、そのまま売るか解体して売るかの比べ方を試算つきで示します。
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実家じまいは、片付けを全部終えてから売るより、大事な物を持ち出したあと早めに価格を確かめ、売り方に合わせて片付けの範囲を決めるほうが負担を抑えられます。5つの段階の進め方と片付けの分け方、売却を考え始めるきっかけ、解体費の目安を順に示します。
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実家を売ろうと思ったとき、最初に確かめたいのは、登記の名義、家族の考え、残っている荷物、建物の状態、選べる売り方の5つです。片付けや修理から始める必要はありません。手元の書類で分かることと、売り方ごとの違い、解体して土地で売る場合の費用の目安を示します。
続きを読む売却するべきか迷っている段階の
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