
「実家を売りたい」と思ったら、最初に確かめる5つのこと(名義・家族・荷物・建物・売り方)
実家を売ろうと思ったとき、最初に確かめたいのは、登記の名義、家族の考え、残っている荷物、建物の状態、選べる売り方の5つです。片付けや修理から始める必要はありません。手元の書類で分かることと、売り方ごとの違い、解体して土地で売る場合の費用の目安を示します。
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実家じまいは、片付けを全部終えてから売るより、大事な物を持ち出したあと早めに価格を確かめ、売り方に合わせて片付けの範囲を決めるほうが負担を抑えられます。5つの段階の進め方と片付けの分け方、売却を考え始めるきっかけ、解体費の目安を順に示します。
実家じまいは、家族で方針を共有し、大事な物を持ち出したら、片付けを全部終える前に価格を確かめるのが進めやすい順番です。売り方が決まれば、片付けや解体をどこまでするかも決まり、余計な費用と手間を省けます。
実家じまい(親が住んでいた家を片付け、手放すまでの一連の作業)は、片付けを全部終えてから売るより、大事な物を持ち出したあと早めに価格を確かめるほうが、費用と手間を抑えられます。売り方によって、片付けや解体をどこまでするかが変わるためです。
売却を考え始めるのに早すぎる時期はありません。住む人がいなくなったときや、家族が集まるときが、話を始めるよいきっかけになります。
実家じまいの流れは、次の5つの段階に分けると見通しが立ちます。

つまずきやすいのは、2の次に「家の中を全部片付けよう」としてしまうことです。荷物の量が多いと、片付けだけで何度も実家に通うことになり、その間は売却の話が止まります。3の価格確認を先に済ませると、片付けにどこまで費用をかけてよいかが分かります。
例えば、親が施設に入り、子どもたちが県外に住んでいる場合なら、お盆に家族が集まったときに方針を話し、その帰省で写真や書類を持ち出し、秋に査定を頼む、という流れが考えられます。冬の前に価格が分かれば、空き家のまま冬を越すか、先に売り方を決めるかを比べられます。
家の中の物は、最初に3つに分けて考えます。
| 分け方 | 主な物 | 考え方 |
|---|---|---|
| 持ち出す | 権利証(登記済証)、通帳、写真、位牌、手紙 | 代わりがきかない。売り方に関係なく先に持ち出す |
| 家族で分ける | 形見の品、使える家電や家具 | 引き取る人を決める。決まらない物は処分に回す |
| 処分する | 古い家具、衣類、日用品 | 売り方が決まってから、範囲と方法を決める |
処分する物は、売り方によって扱いが変わります。家具などの残置物(家に残っている荷物)を残したまま買い取る会社に売るなら、売主が処分しなくてよい場合があります。仲介で売り出すなら、内覧(買いたい人が家の中を見ること)に備えて片付けておくほうが話が進みやすいでしょう。
総務省の住宅・土地統計調査によると、2023年10月1日時点で、貸す予定も売る予定もなく、別荘などでもない空き家は385万6千戸ありました。2018年より36万9千戸増え、住宅総数の5.9%を占めています。実家も、きっかけがないまま置かれると、こうした空き家になりがちです。次のような時期に、話を始めてみましょう。

どれも「すぐ売る」と決める時期ではありません。価格を知り、持ち続けた場合の費用と比べる時期だと考えると、家族の気持ちの負担も小さくなります。
実家じまいでかかる主な費用は、片付けや処分の費用、空き家のあいだの固定資産税や管理の費用、解体して売る場合の解体費です。片付けの費用は荷物の量で大きく変わるため、見積もりで確かめます。
持ち続ける場合は、固定資産税に加えて、草刈りや見回りを頼む費用、様子を見に帰る交通費が毎年かかります。1年あたりいくら出ているかを書き出しておくと、売るか持ち続けるかを家族で比べるときの材料になります。
解体費の目安は、木造で坪4〜6万円程度、RC造(鉄筋コンクリート造)で坪13〜15万円程度です。アスベスト(昔の建材に使われた有害な繊維)の有無、立地、残置物の量、重機が入れるかで上下します。
例えば延べ40坪の木造の実家なら、坪4〜6万円で160〜240万円程度です。建物を残したまま売れる価格を先に知っておけば、この費用をかけて更地(建物のない土地)にする意味があるかを比べられます。売却にかかるそのほかの費用は売却の流れ・諸費用にまとめています。
親がご存命なら、売るかどうかを決めるのは名義人である親ご本人です。亡くなっている場合は売る前に相続登記(名義を相続した人に移す手続き)が必要なので、手続きは司法書士に、税金は税理士に確認してください。
頼めます。今の状態で価格を知っておくと、片付けにどこまで費用をかけるかを決めやすくなります。
家族で引き取るか、供養をしてから処分するかを、片付けの前に話しておきましょう。決まるまでは「持ち出す」か「家族で分ける」に入れておくと、誤って処分される心配がありません。
当社は実家や空き家を自社で直接買い取っています。荷物が残ったまま、リフォームをしないままで査定し、遠方からでも現地に行かずに進められます。査定は無料で、仲介手数料はかかりません。ご相談は相続した実家・空き家の売却のページからどうぞ。

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