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「実家を売りたい」と思ったら、最初に確かめる5つのこと(名義・家族・荷物・建物・売り方)

「実家を売りたい」と思ったら、最初に確かめる5つのこと(名義・家族・荷物・建物・売り方)のイメージ

実家を売ろうと思ったとき、最初に確かめたいのは、登記の名義、家族の考え、残っている荷物、建物の状態、選べる売り方の5つです。片付けや修理から始める必要はありません。手元の書類で分かることと、売り方ごとの違い、解体して土地で売る場合の費用の目安を示します。

結論

実家の売却は、片付けや修理より先に、名義・家族の考え・荷物・建物の状態・売り方の5つを確かめると進めやすくなります。この5つが分かれば、査定を頼むときに話が具体的になり、売るかどうかの判断もしやすくなります。

「実家を売りたい」と思ったら、最初に確かめるのは名義、家族の考え、残っている荷物、建物の状態、選べる売り方の5つです。片付けや修理から始める必要はありません。

この5つは、どれも査定を頼むときに聞かれることです。先に分かっていると、査定の結果を受け取ったあと、売るかどうかを家族で判断しやすくなります。

実家の売却は、5つの確認から始める

住む人がいなくなった実家は、珍しいものではありません。総務省の住宅・土地統計調査によると、2023年10月1日時点で一戸建の空き家は352万3千戸ありました。そのうち80.9%(285万1千戸)は、貸す予定も売る予定もなく、別荘などでもない空き家です。

実家を売りたいと思ったときに最初に確かめる5つのことの一覧。登記の名義、家族の考え、家の中に残っている荷物、雨漏りや傾きなどの建物の状態、仲介・買取・土地で売るのどれが合いそうか。

こうした家は、「いつか考えよう」と置かれたままになりがちです。そのあいだも固定資産税(土地と建物に毎年かかる税金)や草刈りなどの手間は続きます。土地の値上がりを待つ考え方もありますが、2026年7月1日時点の都道府県地価調査では、地方圏の住宅地は前年比+0.1%と横ばいに近い動きでした。待つあいだに建物の傷みが進むこともあるため、最初の一歩は、次の5つを手元の書類と記憶で確かめることです。

  • 名義:登記の名義は誰になっているか
  • 家族の考え:住みたい人、反対している人はいないか
  • 荷物:家の中に何が残っているか
  • 建物の状態:雨漏りや傾きなど、気になる所はあるか
  • 売り方:仲介・買取・土地で売る、のどれが合いそうか

名義と家族の考えを確かめる

まず、登記の名義が誰になっているかを確かめます。登記事項証明書(法務局が記録している土地・建物の持ち主などを証明する書類)は、法務局の窓口やオンラインで請求できます。毎年届く固定資産税の納税通知書でも、土地と建物の所在地を確かめられます。

名義が亡くなった親のままなら、売る前に相続登記(名義を相続した人に移す手続き)が必要です。手続きは司法書士に、売ったときの税金は税理士に確認してください。

次に、家族の考えを聞きます。兄弟の中に「いずれ住みたい」「仏壇はどうするのか」と考えている人がいれば、査定より先に話しておくほうが安心です。名義を複数の人で持っている場合は、売るには全員の同意が必要になります。話し合いの進め方は不動産の売却を家族と話し合うときに、先に決めておく3つのことで紹介しています。

荷物と建物の状態は、今のまま書き出す

家の中の残置物(家具や家財など、家に残っている荷物)は、片付けてからでないと売れないわけではありません。ただし、権利証(登記済証)や通帳、写真、位牌など、代わりのきかない物は先に持ち出しておきましょう。

建物の状態は、直さずに、気づいていることを書き出します。

  • 雨漏りのあと、床のきしみや傾き
  • 水道・ガス・電気を止めているかどうか
  • 空き家になってからの年数と、最後に風を通した時期
  • 増築や大きな修理をしたことがあるか

悪い所を隠す必要はありません。分かっていることを最初に伝えておくと、査定の後で価格の話がこじれにくくなります。

売り方は3つ。合うものを選ぶ

実家の売り方は、大きく分けて次の3つです。

木造の実家を解体して土地で売る場合の解体費の目安を求める式の図。延べ床面積の坪数に坪あたりの単価をかける。延べ30坪の木造なら坪4〜6万円で120〜180万円程度。アスベストの有無や立地などで上下する。
売り方 どんな売り方か 向いている場合
仲介 不動産会社が買主を探す。売れたときに仲介手数料がかかる 近所で似た家が売れている。時間をかけてもよい
買取 不動産会社が直接買う。買主を探す期間がない 遠方に住んでいる。荷物や傷みがそのまま
解体して土地で売る 建物を壊し、更地(建物のない土地)にして売る 建物の傷みが大きく、土地を探す人が多い地域

解体して売る場合は、先に解体費がかかります。目安は木造で坪4〜6万円程度、RC造(鉄筋コンクリート造)で坪13〜15万円程度です。アスベスト(昔の建材に使われた有害な繊維)の有無、立地、残置物の量、重機が入れるかで上下します。

例えば延べ30坪の木造の家なら、坪4〜6万円で120〜180万円程度です。この費用を払ってでも土地として売るほうがよいかは、建物を残したままの価格と比べて決めます。

仲介は、買主が見つかるまでの期間が物件によって大きく変わります。その間も固定資産税や管理の手間は続くため、価格だけでなく、売れるまでにかかる費用も合わせて比べます。

判断に迷ったら、「通って管理を続けられるか」「売れるまで待てるか」の2つを考えると、選ぶ売り方が絞れます。

よくある質問

まだ売ると決めていなくても、査定を頼んでよいですか。

はい。価格が分かると、家族での話し合いが具体的になります。査定を受けても、売る義務は生じません。

実家が遠く、なかなか帰れません。

書類と電話・オンラインのやり取りで進められます。鍵の受け渡しの方法も、事前に相談しておくと安心です。

古くて傷んだ家でも、値段は付きますか。

付くことが多いです。建物の状態と土地の評価を合わせて価格が決まります。解体するかどうかは、建物を残したままの価格を確かめてから比べましょう。

当社は実家や空き家を自社で直接買い取っています。荷物が残ったまま、リフォームをしないままで査定し、遠方からでも現地に行かずに進められます。査定は無料で、仲介手数料はかかりません。ご相談は相続した実家・空き家の売却のページからどうぞ。

参考にした情報

本記事は一般的な情報の提供を目的としたものです。個別の物件については状況によって判断が変わりますので、具体的な相談はお問い合わせフォームまたはお電話でお寄せください。

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