
空室の物件で電気・ガス・水道はどうするか
空室の物件では、電気・ガス・水道を全部止めるのが得とは限りません。水道を止めないほうがよい場合が多い理由、電気とガスの考え方、火災保険の見直しを、維持費と建物の傷み、内見への影響から示します。
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売却を数ヶ月以内に考えているなら、管理会社の変更は急がないほうがよいケースが多いと言えます。変更には解約予告や入居者への通知などの手間がかかり、直前の変更は買主に理由を聞かれる材料にもなります。変えるべき場面と、変えずに売る場合の準備を示します。
売却まで数ヶ月しかないなら、管理会社は変えずに、これまでの管理の記録を整えて売るのが基本です。空室が長く続く、報告が来ないなど運用に支障があり、売却まで1年以上ある場合は、変更を検討する意味があります。
空室がなかなか埋まらない、報告が遅い。管理会社に不満があると、「売る前に管理会社を変えて、物件の状態を良くしてから売りたい」と考えることがあります。
結論から言うと、売却を数ヶ月以内に考えているなら、管理会社の変更は急がないほうがよいケースが多いと言えます。変更には手間と時間がかかり、効果が数字に表れる前に売却の時期が来てしまうからです。一方で、売却まで1年以上あり、管理の問題で空室が続いているなら、変える意味は十分にあります。
管理会社の変更は、契約書を1枚取り替えるだけでは終わりません。主に次のような作業が発生します。
| 作業 | 内容 |
|---|---|
| 今の管理会社との解約 | 管理委託契約の解約予告の期間を確認し、書面で通知する |
| 預かり金の引き継ぎ | 入居者から預かっている敷金や、集金済みの家賃の精算 |
| 書類と鍵の引き継ぎ | 賃貸借契約書、入居者の連絡先、鍵、設備の点検記録など |
| 入居者への通知 | 連絡先や家賃の振込先が変わる場合の案内 |
| 付随する契約の確認 | 清掃、設備の保守、インターネットなどを管理会社経由で契約している場合の扱い |
解約予告の期間は契約によって違い、数ヶ月前の予告を求める契約も少なくありません。引き継ぎの途中で家賃の入金や入居者の連絡が行き違うと、かえって手間が増えることもあります。
なお、一括借り上げ(サブリース)の契約が付いている場合は、通常の管理委託とは解約の考え方が大きく異なります。その場合の見られ方は一括借り上げ契約が付いた物件の記事を参考にしてください。
管理会社を変える目的は、多くの場合、空室を埋めることです。ただ、新しい管理会社が募集条件を見直し、広告を出し、入居が決まるまでには時間がかかります。
地方の賃貸では、入居の動きが大きい時期が年に1〜2回に集中する地域も多く、時期を外すと効果が見えるのは次の繁忙期になるでしょう。売却の査定で評価されるのは、実際に入居が決まり、家賃が入り始めてからです。
買主や買取会社は、物件の資料を見るときに、これまでの入居と家賃の推移を確認します。売却の直前に管理会社が変わっていると、次のような点を聞かれることがあります。
変更そのものが悪く見られるわけではありません。ただ、記録が途切れていると、買主は分からない部分を慎重に見積もります。変える・変えないより、履歴を説明できるかどうかが評価に影響します。

| 状況 | 考え方 |
|---|---|
| 売却まで1年以上あり、募集の不備で空室が長期化している | 変更を検討する意味がある |
| 家賃の送金や収支の報告が遅れる、内容が確認できない | 記録が残らないこと自体が売却の支障になるため、改善を求めるか変更を検討する |
| 売却まで数ヶ月、入居状況はおおむね安定している | 変えずに、資料を整えて売る |
| 買取での売却を考えている | 買主が引き渡し後に管理の方法を決めることが多く、変更の効果は価格に表れにくい |
管理会社を変えない場合でも、次の資料を今の管理会社から取り寄せておくと、査定がスムーズになります。

レントロールで見られる点はレントロールの、どこを見られているのかにまとめています。売却が決まった後の管理会社への伝え方は売却が決まったあと、管理会社と入居者にどう伝えるかをご覧ください。
査定の段階では、手元にある資料で進められることもあります。ただし、売買の契約後は入居者の情報や預かり金の引き継ぎに管理会社の協力が欠かせないため、どこかの時点で伝える必要があります。
管理委託料は浮きますが、入居者対応や記録の管理をすべて自分で行うことになります。売却までの短い期間で切り替えると、かえって記録が途切れやすくなるため、慎重に考えたほうがよいでしょう。
先に新しい管理会社の候補から、募集条件の提案と費用の見積もりを受け、今の条件と比べます。そのうえで今の契約の解約予告の期間を確認し、入居の動きが少ない時期に引き継ぎが終わるように日程を組むと、入居者への影響を抑えやすくなります。変更した理由と日付は、売却の資料に添えられるよう記録しておきましょう。
当社への売却は、今の管理会社との契約のままでご相談いただけます。管理の引き継ぎは、売買の条件がまとまった段階で一緒に確認します。資料が一部そろっていない段階でも、査定は無料です。

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