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地域別の売却

山口県で空き家・実家を売るとき。市ごとの違いと、査定の前に確かめること

山口県で空き家・実家を売るとき。市ごとの違いと、査定の前に確かめることのイメージ

山口県の空き家率は19.4%で全国8位、売りにも貸しにも出ていない空き家は住宅総数の11.1%と全国の2倍近くあります。下関市・山口市・宇部市・周南市などで違う人口と地価の動き、空き家の査定で見られることとそろえる資料、解体するかどうかの比べ方を紹介します。

結論

山口県の空き家は、市ごとに人口と地価の動きが違うため、県の平均ではなく物件のある市の状況で価格を考えます。解体する前に建物を残したまま査定を受け、解体した場合と手元に残る額を比べるのが確実です。資料は納税通知書から始められます。

山口県で空き家や実家を売るときは、県の平均ではなく、物件のある市の人口と地価の動きで価格を考えます。そのうえで、解体する前に建物を残したまま査定を受け、解体した場合と手元に残る額を比べるのが確実です。

山口県は空き家の多い県ですが、売れない県というわけではありません。買主が見るのは、その家の状態と土地の条件です。

山口県の空き家の数字

山口県によると、2023年10月時点の県内の空き家は140,700戸で、空き家率(住宅全体に占める空き家の割合)は19.4%でした。全国の13.8%を大きく上回り、全国で8番目の高さです。

項目(時点) 数値 売るときの見方
人口(2026年1月1日) 約127.5万人。10年で10.2%減 住まいを探す人の数は、市によって差が大きい
空き家率(2023年10月) 19.4%(全国13.8%) 近くで売りに出ている家と比べられやすい
売りにも貸しにも出ていない空き家(2023年10月) 住宅総数の11.1%(全国5.9%) 使われないまま置かれた家が全国の2倍近くある
住宅地の地価(2026年7月1日) 前年比0.0%(前年は▲0.1%) 下落が止まり、横ばいになった

2026年の都道府県地価調査で、山口県の住宅地は前年のマイナスから横ばいに変わりました。ただし平均の数字で、地点ごとの動きは違います。

市によって違う、空き家の売れ方

山口県は、人口が一つの市に集まらず、いくつかの市に分かれている県です。10年間の人口の減り方と、2026年の住宅地の地価の動きは次のとおりです。

  • 下関市:約24.0万人で12.0%減。地価は+0.2%
  • 山口市:約18.4万人で5.1%減。地価は+0.1%
  • 宇部市:約15.4万人で8.9%減。地価は+0.8%
  • 周南市:約13.3万人で9.8%減。地価は+0.4%

ほかに、防府市の住宅地は+1.1%、岩国市は0.0%でした。人口の減り方が小さい市や地価が上がっている市の住める戸建は、自分で住む家を探す人が買主になりやすいと言えます。

下関市では、市の空家等対策計画が、JR下関駅と唐戸を結ぶ国道9号の北側の斜面地を空き家対策の重点対象地区にしています。狭い道路や、建て替えが難しい敷地が課題に挙げられており、こうした場所の家は、車が入るかどうかや建て替えができるかで評価が大きく変わります。

空き家の査定で見られることと、そろえる資料

空き家の査定では、建物を使い続けられるか、解体して土地として使うかを見極めます。次の点が価格を左右します。

山口県の空き家の査定で価格を左右する点の一覧。雨漏り・シロアリ・傾きの有無、道路との接し方と車が近くまで入れるか、斜面地なら擁壁の状態と道路との高低差、残っている家財の量。資料は固定資産税の納税通知書から始められる。
  • 雨漏り、シロアリ、床や柱の傾きがあるか
  • 敷地が道路にどう接しているか、車が近くまで入れるか
  • 斜面地なら、擁壁(土を支える壁)の状態と道路との高低差
  • 家財がどれくらい残っているか

資料は、まず固定資産税の納税通知書があれば始められます。所在地と土地・建物の面積が分かるためです。登記の内容が分かる書類、建てたときの図面、増築や修繕の記録があれば、あわせてご用意ください。そろっていない資料は、査定の後から集めても間に合います。

解体するか、建物を残すかの比べ方

解体費用の目安は、木造で坪4〜6万円程度、RC造で坪13〜15万円程度です。アスベストの有無、立地、残置物、重機が入れるかで上下します。重機が入りにくい斜面地では、目安より高くなることがあります。

延べ35坪の木造の空き家を解体して売る場合の試算の図。更地にした土地が400万円で売れ、解体費が180万円かかるとすると、手元に残るのは220万円。建物を残したままの価格がこれを上回るなら、解体しないほうが多く残る。

例えば、延べ35坪の木造の空き家なら、解体費は140万円から210万円ほどです。仮に解体費が180万円で、更地にすると土地が400万円で売れるとすると、手元に残るのは220万円です。建物を残したままの価格が220万円を上回るなら、解体しないほうが手元に多く残ります。数字はきりのよい仮定です。

解体すると、建物を直して使いたい買主を逃すことにもなります。比べる前に解体を始めないことが大切です。

よくある質問

相続の手続きや税金は、どこに相談すればよいですか。

売る前には相続登記が必要です。手続きは司法書士に、税金は税理士に確認してください。山口県のホームページでは、市町ごとの空き家の相談窓口や、司法書士会・宅地建物取引業協会などの相談先が案内されています。

地価が横ばいになったので、上がるまで待ったほうがよいですか。

地価の先行きは断定できません。待つ間も固定資産税や草刈り、見回りの費用はかかり、建物の傷みも進みます。今の価格を一度確かめ、持ち続けた場合の費用と並べてから決めることをおすすめします。

家財が残ったままの実家でも、査定を頼めますか。

頼めます。当社は荷物が残ったまま、現況のままで買い取っています。片付けるかどうかは、価格を確かめてから決められます。

山口県から遠く離れて住んでいます。現地に行かずに売れますか。

売れます。資料のやり取りと電話・オンラインで進められます。

山口県の空き家・実家のご相談

当社は、山口県の戸建・土地・アパートを自社で直接買い取っています。仲介ではないため仲介手数料はかからず、査定は無料です。県内の物件は山口県の不動産売却・買取、下関市の物件は下関市の不動産売却・買取のページからご相談ください。実家や空き家の売り方は実家・空き家の売却でも紹介しています。

参考にした情報

本記事は一般的な情報の提供を目的としたものです。個別の物件については状況によって判断が変わりますので、具体的な相談はお問い合わせフォームまたはお電話でお寄せください。

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