残置物が残ったままでも売れるのか
片付けにかかる費用と手間は、思っている以上に重いものです。現況渡しとの損得を、費用の目安から整理します。
続きを読む不具合のある物件は、直す・直さないの前に「伝える」が先です。判断の基準と、伝え方の実務を整理します。
築年数の経った物件では、雨漏りやシロアリの被害が見つかることがあります。売る前に直すべきか、そのまま出すべきか。判断に迷うところです。
順番としては、直すかどうかより先に「伝えるかどうか」を決める。ここが実務では一番大事です。
知っている不具合を伏せて売ると、後から補修費用や契約解除を求められることがあります。数十万円を惜しんで、はるかに大きな負担を負うことになりかねません。
実務では逆に、先に伝えたほうが話が早く進みます。その前提で評価してくれる買主に当たれば、後からの蒸し返しも起きません。
とくに雨漏りは、「直した」と伝えて再発した場合のほうが厄介です。中途半端に手を入れるより、現況のまま伝えるほうが安全なことがあります。
シロアリは、被害の範囲が見た目より広いことがあります。床の沈み、柱の空洞、羽アリを見た記憶——心当たりがあれば、その旨を伝えてください。
駆除だけなら比較的安く済みますが、食害を受けた構造材の補修は別の話になります。ここを分けずに「駆除しました」とだけ伝えると、実態と違って伝わります。
| 伝え方 | 例 |
|---|---|
| 時期 | 「3年前の台風の後から」 |
| 場所 | 「2階北側の1室、天井の隅」 |
| 状況 | 「強い雨のときだけ染みが出る」 |
| 対応 | 「業者に見てもらったが、原因は特定できていない」 |
分かる範囲で構いません。「たぶん大丈夫」と曖昧にするより、分からないことを分からないと書くほうが信用されます。
当社は現況有姿での買取ですので、修繕してから売る必要はありません。不具合はご存じの範囲でお伝えいただければ、その前提で査定します。
雨漏り、シロアリ、傾き、設備の故障——いずれも買取の対象外にはなりません。まずは今の状態のままご相談ください。
売るべきか迷う段階のご質問だけでも構いません。
秘密は厳守します。